導入事例
【N-セルフ決済 導入事例】静花扇 様
所在地:京都府京丹後市網野町
部屋数:18室
公式サイト:https://www.hanaogi.jp/
導入前 チェックアウト時に接客が疎かになる場面があった
チェックアウト時の精算が忙しくなると、接客が疎かになる場面があった。チェックアウト待ちが続くと、お客様のお見送りや写真撮影、サービスコーヒーの案内が十分にできないことがあった。特に海水浴シーズンにはお荷物のお預けに来るお客様も増え、チェックアウト前後はさらに混雑し、お待たせする時間が長くなることがあった。複数のお客様が精算を待っている場合、目の前のお客様に対応しながら、他のお客様の順番が前後しないよう気を配る必要があり、業務負担が大きかった。
導入後 チェックアウトをスムーズに行えるようになった
セルフ決済の導入により、チェックアウト対応の時間が短縮され、接客により注力できるようになった。滞在中の感想を聞いたり、お勧めの観光スポットを案内したりするなど、丁寧なお見送りが可能になった。複数のお客様が精算を待つ状況もほぼ解消され、業務に余裕が生まれた。
また、領収書名の変更が必要な場合も、セルフ決済を利用するお客様は自身で対応できるようになり、スタッフの手間が減った。
1日あたりの平均セルフ決済利用者数:5~6組(全体の3割)
スタッフ省力化の影響:以前は遅番スタッフがチェックアウトの時間に合わせて出勤する必要があったが、現在はその負担が軽減された。
運用状況
チェックイン
チェックイン時にセルフ決済の案内資料をお渡しし、客室でスマートフォンによる決済が可能であること、セルフ決済を利用するとチェックアウトがスムーズであることを全てのお客様に案内する。
画像左 セルフ決済ご案内資料
画像右 セルフ決済ご案内の様子
チェックアウト
フロントカウンター(スタッフ側)にノートパソコンを設置し、事前にセルフ決済が済んでいるお客様はスタッフ間で共有している。お客様が鍵を返却する際、鍵に取り付けてあるICチップをICカードリーダーで読み取り、精算状況を確認する。セルフ決済を利用されている場合は、精算が完了していることをお客様に伝え、チェックアウトを完了していただいている。
<ICチップとシリンダーキー >
鍵のご返却いただく際にICチップを読み取り精算状況を確認します。
チェックアウト業務に関連した混雑緩和後の接客対応について
チェックアウト時の対応時間が短縮されたことで、滞在中の感想を伺ったり、お勧めの観光スポットを紹介したりするなど、より丁寧なお見送りができるようになった。以前はコーヒーマシンを用意していたが、混雑時に「コーヒーが出ない」といったご指摘をいただくことがあった。現在は業務に余裕ができ、こまめにマシンの水残量を確認する時間が確保できるようになり、コーヒーに関するご指摘をいただくことがなくなった。
ご施設からのコメント
導入前や導入当初は、実際にセルフ決済をされるお客様がどのくらいいるのかという思いもあったが、実際に導入してみると、宿泊組の半数以上がセルフ決済を利用される日もあり、予想以上の反響です。
実際にセルフ決済されなくても、そういったシステムがあることをご案内しているので、お客様にも混雑緩和の工夫は感じていただいているのではないかと自負しています。
セルフ決済導入によりお客様をお待たせする時間が格段に少なくなり、気持ちの余裕ができたことで、お見送り時のお客様との交流の時間も増えたように感じます。
導入構成
・ノートパソコン×1台
・ICチップ×20個(予備含む)
・ICリーダライタ×1台
・案内資料印刷後、案内資料を手差しトレイにセットしてお客様用QRコードを印刷
セルフ決済で使用する案内資料
左上の余白にお客様専用のQRコードを印字します。
<支配人くんNEXT画面イメージ>
セルフ決済状況について利用者一覧画面でご確認いただけます。
N-セルフ決済紹介ページ:https://www.clipsite.co.jp/n-selfpayment/